遺品整理でお買取。値段が付きにくいお品
遺品整理でお買取。値段が付きにくいお品
今後、買取りサービスなどを利用された際に
ガッカリされないためにも、
お値段が付きにくい不要品を
少しでも知って頂ければと思います。
ここに出ているお品すべて
お値段が付かないわけではありません。
「お値段が付く、付かない」
ポイントもお伝えしています。
よかったら参考にしてください。
1:着物・衣類
着物の査定ポイント
まず、着丈が155㎝以下のものは
仕付け糸が付いていても、お値段が付かない
と思って頂いて構いません。
30年以上前のお着物やシミやカビの付着がひどい物
喪服やウール生地、ポリエステル製品、綿製品など
未使用品や反物でもお値段が付きません。
あと、地味な色合いは高価な着物であっても
お値段が付きにくいです。
着物でお値段が付くものは本当にごくわずかです。
高額な帯や帯留めは比較的お値段が付きやすいです。
衣類の査定ポイント
紳士服や婦人服はほとんどお値段が付きません。
なぜなら、古着で売れにくい商品だからです。
衣類でお値段が付きやすいものは
ハイブランド品やビンテージ物、
ライダーズスーツなど
ザックリ言えば、需要があるお品になります。
因みに毛皮のコートなども
お値段が付きにくいです。
2:焼物
焼物の査定ポイント
壺や絵皿などよく出てきますが
大量生産されたお品や作家名がないお品
などは、単体でのお買取りは難しいです。
作家名が入っていても、
人気のない作家さんはお値段がほとんど付きません。
箱入りのものは、紙箱と霧箱とで
査定額も変わってきます。
また、霧箱であっても
蓋の裏に作家名が入っているか、いないか
も査定のポイントになります。
漆箱の中に霧箱が入っている物
「二重箱」といいますが、
このようなお品は、高価なお品が多く
高価買取の期待ができます。
3:食器類
食器類の査定ポイント
未使用品であっても、箱に入っていないお品は
お買取りが難しいです。
使用品の食器でも
リサイクルショップに持ち込めば
「キロ買い」もしくは「まとめ買い」
をしてくれるお店もあります。
(キロ10円~35円くらいが相場)
ウエッジウッドやコペンハーゲン、
マイセンなどのラクジェアリー食器は
使用品であっても単体でお買取りできます。
4:贈答品
贈答品の査定ポイント
人気ブランド品は単品で査定してもらえます。
ノーブランドの贈答品は未使用品であれば
まとめて買取してもらえます。
ただ、100円ショップの品数も豊富で充実しているため、
年十年前の贈答品は、店頭で売れにくいのが現状です。
買取金額はあまり期待されない方がいいかもしれません。
5:健康器具
健康器具の査定ポイント
ランニングマシ―や乗馬マシーンなど
お品や状態によっては無料でも
お引き取りできない場合があります。
6:5年以上前の家電
家電の査定ポイント
製造年日が5年以上経っている家電製品は
単品でのお買取りが難しいです。
また、5年以内であっても安価な家電製品は
未使用品でもお値段が付きにくいケースがあります。
健康医療器具に関しましては、
20年前のお品でも単体で
お買取り出来る場合が多々あります。
ご存じだとは思いますが、白物家電
(冷蔵庫・テレビ・洗濯機・乾燥機・エアコン)
で製造年月日が10年以上経過しているお品は、
処分する際にリサイクル料金がかかります。
これらの製品を無料で引き取ってくれる
業者は現時点ではありません。
7:古い家具
家具の査定ポイント
家具の状態にもよりますが、
お買取りしやすいお品は、
・ブランド家具
・骨董家具
・輸入家具
となります。
貿易をされているリサイクルショップであれば
婚礼家具や10年以内の比較的状態の良い家具など
お買取りや無料引取りをしてくれるお店もあります。
合板などの中が空洞になった家具などは
無料引取りも難しい業者が大半です。
8:掛軸
掛軸の査定ポイント
有名な作家さん物以外はお値段が付きにくいです。
霧箱入りはまとめ買いしてくれるお店もあります。
9:オイルヒーター
オイルヒーターの査定ポイント
無料でも引取ってもらえない場合もあります。
こたつやヒーター類は時期によって
難しいお品になります。
10:スロットマシーン
スロットマシーンの査定ポイント
スロットマシーンやパチンコ台は
お買取りが難しいお品です。
人気機種であればお買取りできるケースもあります。
ざっと10品ご紹介しましたが、
お値段の付きにくいお品はまだまだあります。
が、意外とお値段が付くお品もたくさんございます。
⇩ ⇩
宜しければ、こちらも併せてご覧ください。
「何が売れるの(買取ってもらえるの)?」
といった質問をよくされます。
その答えは簡単です。
『需要と供給のバランスが悪い商品』です。
もう少しかみ砕いていうと
欲しい人がたくさんいるのに
その商品が欲しい人に対して少ない。
です。
たとえば、今から40年以上前の玩具なんかは
当時の10倍以上の価格で取引されていたりします。
ソフトビニール製のウルトラマンの怪獣であったり
日本製のブリキのおもちゃ、
戦隊モノの超合金や合体ロボット
箱などがあれば10万円~100万円単位で
オークションなどで取引されています。
骨董品や絵画などもなかなか手に入らないお品は
100万単位で取引されています。
ただ、残念なことに
このようなお品はそう簡単に手に入りません。
だから高額取引になるのです。
とはいっても、一般家庭から
出てこないわけでもありません。
もし気になるお品がありましたら、
一度査定に出されてみてはいかがでしょうか。
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