トイレのドアノブで自ら命を絶った60代男性

一人暮らしの60代男性がトイレのドアノブで、
自ら命を絶っていた現場がありました。
私がこの件を知ったのは、
マンションの管理会社さんから
見積もり依頼をいただいたことがきっかけでした。
幸い、職場の方が「出勤しない」
「何度電話しても通じない」
と異変に気づき警察へ連絡。
発見は早かったと伺っています。
「いつもと違う」職場の一人が異変を見逃さなかった
今回の分岐点は、職場の方が違和感を
見過ごさなかったことでした。
「来ない」「連絡が取れない」
たったそれだけの異変でも、
放置せず警察へ繋げた判断がありました。
孤独死というと、
老衰や病死を想像される方が多いかもしれません。
しかし現実には、こうした形でも起きます。
残された遺族の負担
発見が早いほど、
室内の状況が深刻化しにくいのは事実です。
それでも、残された方の負担は大きいものです。
精神的な衝撃、現場対応、手続き――
心だけではなく、体力も削られていきます。
今回の惨事も「起きてから知る」ものではなく、
「起きる前に気づける」関係があったのかもしれない。
そう考えずにはいられませんでした。
「命を絶つ前に、誰にも打ち明けられなかったのか…」
この現場は、いろんな思いが
私の中に重く残りました。
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