遺品整理 いつから始めるのが正解?
遺品整理 いつから始めるのが正解?
この記事でわかる事
・遺品整理はいつ始めるのが正解なの?
・遺品整理を始める目安の時期
・遺品整理を始める前の注意点
|
上記の順番で執筆します。
この記事を読むメリット
・一般的な遺品整理のタイミングが分かる。
・遺品整理前の注意点が分かる。
・遺品整理で起こるトラブル回避
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遺品整理はいつ始めるのが正解なの?
先に答えから言いますと、
遺品整理を始める時期に正解はありません。
家族が亡くなった後のご遺族様は
悲しむ暇もないと感じるくらい
葬儀をはじめ、多くの手続きに追われます。
気持ちの整理がついた時が、
遺品整理を始める時期だと思います。
遺品整理を始める目安の時期
賃貸物件、親族が遠方のため空き家管理が出来ない等、
様々な諸事情もあると思いますので
一般的に目安とされている時期をご紹介します。
●葬儀後
賃貸物件の多くは月毎に家賃が発生します。
退去日が月をまたいでしまった時、
日割り計算で対応してくれる場合もありますが、
多くは丸々の家賃を納める必要があります。
賃貸契約書を確認し、翌月の家賃が発生しないように
葬儀後すぐに遺品整理を始めた方が良いですね。
●四十九日を終えた後
故人の魂は死後四十九日まで現世をさまよっていると
仏教では考えられています。
その為、四十九日を終えた後に
遺品整理を始める方も多いようです。
また、親族や生前親しくしていた方が集まるため
遺品整理前に必要な形見分けや、
遺品についての話し合いがスムーズです。
●相続する遺産に税金が発生する前
遺産が相続税の非課税額を超えていた場合、
相続性の申告書を作成し、税務署に提出が必要です。
※相続税の基礎控除額の算出法
3,000万円+600万円×法定相続人の数
(基礎控除額以下の場合は相続税はかかりません)
申告書の提出期限は被相続人がお亡くなりになってから
10ヶ月以内に申告・納税が必要となり、この期間を過ぎると、
延滞税を課されてしまうことがあります。
まずは遺品整理を行い、
相続する財産の金額を調べることが重要です。
遺品整理を始める前の注意点
●必要書類を見つけておく
死後に必要な手続きには
期限が設定されている物もあります。
円滑に行う為にも、
必要書類を見つけ確認することが大切。
ゴミと紛れないように遺品整理前に探して
まとめておく事をお薦めします。
●形見分けを済ませる
遺産相続や形見分けなど遺品に関して記された
遺言書やエンディングノートがあった場合は、
それに沿って遺品整理を行いましょう。
先に遺品整理を始めてしまうと、
知らずに処分してしまう恐れがあります。
遺族間でのトラブル回避のためにも、
遺言書等の詮索や形見分けは
遺品整理前に済ませておく方が良いですね。
白石
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