遺品整理 「思い入れが強く作業が進まない」
遺品整理 「思い入れが強く作業が進まない」
この記事でわかること
・思い入れが強く作業が進まないとき
・遺品整理を進めるには
・選択肢を増やし負担を減らす
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遺品整理を経験された方を対象に
「遺品整理で大変だったこと」
についてアンケートをとった統計。
3位は、
「思い入れが強く作業が進まない」
でした。
片付けなければいけないと思いながらも
故人を思い出しては手が止まってしまう…
生前、大切にしていた品なので捨てられない…
このような気持ちを抱えながら
遺品整理を行った方が多かったようですね。
思い入れが強く作業が進まない
突然の不幸や、大切な人の死…
受け入れることが出来ないまま諸事情等で
早急に遺品整理をしなければならない場合、
とても辛い作業だと思います。
一つ一つに思い出が蘇り手が止まり進まない…
故人の気持ちを思うと処分できない…
当然です。
もちろん、形見として残す事もできますが
「あれもこれも」という訳にはいきませんよね。
では、どのように進めればいいのでしょう。
●リストを作る
まず、残したい物を思い浮かべて
リストを作ってみて下さい。
故人が大切にしていた物や、
自分にとっても思い入れが深いものは
現物を見なくても思い浮かぶものです。
リスト以外の物は、
「そんなに思入れ深い物でもないな」と、
考えることができて処分しやすくなりますよ。
●一人で作業しない
遺品整理を始める初日だけでも一人じゃなく
何人かで思い出を共有しながら、
気持ちと共に整理を進めるのがいいと思います。
遺品整理を悲しく辛い作業にせず
みんなで故人を偲び、気持ちの整理もする
ひとつの区切りとして考えてみて下さい。
気持ちがグンと楽になりますよ。
●思い入れが少ない物から
生前よく使っていたお品や、
共通の思い出が詰まったお品。
これらは感情が高まり過ぎてしまいます。
思い入れが少ない物から始めましょう。
例えば、
・台所
・浴室 洗面所
・トイレ
・納戸 収納庫
日用品や消耗品などの生活雑貨は比較的スムーズに
処分することができるんじゃないでしょうか?
●専門業者に依頼する
遺品整理は精神的にも体力的にも
とても大変な作業です。
・親族が少なく手が足りない
・遠方に住んでいる
・運ぶのに必要な大きな車がない
特にこのようなケースでは遺族の負担が
とても大きくなってしまいますね。
自分達だけでは手に負えない場合は
遺品整理士や専門業者に依頼することも
選択肢の一つだと思います。
もちろん費用は掛かりますが、
貴重品も含め、残したい物や探し出してほしい物、
依頼時に伝えておけば対応してくれます。
遺品整理は大変な作業ですが、
故人様の最後のお引越しとなります。
物や思い出を風化させない為にも
なるべく早く済ませてあげたいですね。
白石
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