遺品整理用語集:『葬儀の別れ花』
遺品整理用語集:『葬儀の別れ花』
出棺前、故人と対面する最後の儀式
『別れ花』
別れ花とは、葬儀に供えられた花を棺の中へ
遺族や近親者が故人の周囲に
一輪ずつ手向ける花の儀式のことをいいます。
また、棺には故人の愛用の遺品を入れたり、
親族や近親者が手紙を添えたりします。
この後、棺は蓋をされ釘打ちとなります。
【この記事でわかること】
・別れ花に用いられる花の種類
・それぞれの花言葉
・まとめ |
それでは、上記の順でお伝えします。
別れ花に用いられる花の種類
別れ花には一般的には白を基調とした落ち着いた色の花が好まれます。
・白キク
・ユリ
・白カラー
・白いカーネーション
・ラン
・グラジオラス
・故人が好きだった花 |
最近では色にこだわりすぎる必要がないとされるため、
淡いピンクや紫色などの色も好まれます。
ただし、血液を連想させる赤い花、
毒を持つ花、トゲのある花、においの強い花
などは避けるようにしたほうが良いでしょう。
それぞれの花言葉
白キク
・誠実
・真実
ユリ
・純粋
・純潔
・威厳
・無垢
白カラー
・清浄
・清純
・美しさ
白いカーネーション
・亡き母をしのぶ
・私の愛は生きている
・純真
・純粋な愛
白いラン
・清純
グラジオラス
・思い出
・ひたむきな愛
まとめ
故人との最後のお別れの儀式で用いられる別れ花。
お花いっぱいになっていく故人の姿は
親族や親近者にとって、とても辛いものです。
親族は火葬される前にもう一度、
故人の顔をしっかりと胸に焼き付け、
これまでのご功労に敬意を表すとともに冥福を祈り、
そして別れ花で心から見送って頂きたいと思います。
最後までご覧頂き
ありがとうございました。
寺本
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