遺品整理「貴重品の詮索場所」
遺品整理「貴重品の詮索場所」
私たち「くらのすけ」では、
ご依頼を受け遺品整理を行う時、
家財道具の搬出前に必ず、
貴重品の詮索から始めます。
ご遺族様から詮索依頼の指定有無に関わらず
仕分け・分別作業に並行し貴重品詮索を行います。
ご遺族様が見落としがちな場所から
貴重品は見つかります。
私たちが実際の現場で特に気を付けている場所などを
まとめてみました。
遺品整理や片付けの際に参考になれば幸いです。
【この記事でわかること】
・見つけておくべき貴重品
・貴重品の詮索場所
・まとめ
|
それでは、上記の順でお伝えします。
見つけておくべき貴重品
遺品整理の際、金品・貴金属以外に
見つけておく必要のある貴重品があります。
●通帳・年金手帳・印鑑 ●土地の権利書 ●各種保険等の契約書類 ●有価証券や金融資産の書類 ●クレジットカードやローンの契約書 ●携帯電話やネット回線などの契約書 ●金庫がある場合は金庫の鍵 |
上記の物は、解約手続きの際に必要となり
土地の権利書が見つからなければ、
相続や売却も困難な状態になります。
家財道具を処分してしまう前に
貴重品の詮索をお薦めします。
貴重品の詮索場所
貴重品が置かれている可能性がある場所は、
●仏壇の引き出し ●仏間の屋根裏 ●整理タンスの引き出し ●食器棚の引き出し ●本棚にある本の間 ●寝室のサイドボードの引き出し ●ベットのマットレスの裏 ●押し入れの布団やすのこの下 ●よく使ってたバッグの中 ●スーツケースの中 ●床下収納 |
上記は、私たちが詮索をしていて
見つかる可能性の高い場所です。
タンスなどの引き出しは、
引き出しの奥や裏、下敷きの下もチェックポイント。
女性は、普段いる時間の長い台所も
可能性の高い場所と言えます。
心理的に、自分がよくいる部屋に
貴重品を置いている割合が高いので
まずは、その部屋を重点的に探してみてください。
まとめ
通帳・印鑑・各種書類等はもちろんですが
高齢者の方は、へそくりやタンス預金などと
自宅に現金を置いている事が多く、
金品が思わぬ場所から出て来る事も
よくあります。
ご遺族様が
「一通りは見たからもう出てこないと思います」
と言われていても私たちが詮索すると
見つかるケースは多々あります。
遺品整理や片付けをする際には、
上記の場所を重点的に探してみてください。
最後までご覧頂き
ありがとうございました。
白石
前の記事へ
« 遺品整理「実家の仏壇」処分の仕方次の記事へ
実家の片付け「ある部屋から始めるのがポイント」 »