イライラ・ドキドキ・フラフラ 自律神経の乱れかも?
イライラ・ドキドキ・フラフラ 自律神経の乱れかも?
長引く自粛生活の中、生活リズムが乱れ
何となく体調が優れない…
夜ちゃんと眠れない…
など、体や心の変化を感じている方も
多いのではないでしょうか?
それは、自律神経の乱れかも知れません。
自律神経とは
自律神経は、呼吸・血液循環・体温調節・消化・排泄
生殖・免疫などの機能を無意識に調整くれ
生命を維持する上で欠かない神経です。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。
車に例えると、交感神経がアクセル役でアクティブモードに
副交感神経はブレーキ役でリラックスモードにする感じですね。
この切り替えが上手くできないと
自律神経の乱れに繋がります。
自律神経が乱れる原因
自律神経のバランスが乱れる要因には
人間関係や仕事のプレッシャーなど精神的ストレスや過労、
光や音、温度などの身体的ストレスが挙げられます。
また、慢性的な睡眠不足や偏った食事なども
自律神経の乱れに繋がります。
40~50代の更年期に差し当たる女性は、
女性ホルモンの分泌が減少するため、
自律神経の乱れに繋がりやすくなることも。
自律神経の乱れの症状
自律神経は全身の器官をコントロールしているため、
実に様々な症状が現れます。
倦怠感、めまい、のぼせ、ふらつき、冷え、頭痛、
耳鳴り、動悸、関節の痛み、便秘、下痢、生理不順、
口や喉の不快感、頻尿、残尿感、発汗、肩凝りなど。
精神面では、イライラや不安、不眠、記憶力や集中力の低下
感情の起伏が激しくなる等が挙げられます。
自律神経の乱れの改善法
心身のストレスに起因する自律神経の乱れ。
自身で出来る改善法は、
・ストレスとなる環境を可能な限り調整する。
・十分な睡眠を確保する。
・バランスのいい食事を心がける。
・ウォーキングなど適度な運動。
・過度の飲酒やカフェインの過量摂取などの
習慣を改める。
などがあります。
症状が長期に渡る場合には専門医での
診察を受けましょう。
自律神経を整えてくれる食材
毎日の食事から自律神経を整えることが
できます。
●トマト
トマトには、脳や神経をリラックスさせるために使われる
アミノ酸のひとつGABAがたくさん含まれています。
GABAは、脳に酸素や血流を行き渡らせたり、
神経をリラックスさせたり自律神経を整えるために
欠かせない成分です。
1日に必要な分量を1玉で取り入れることができるので
毎日の食事に取り入れやすいですね。
●緑黄色野菜
ストレスに負けないカラダを作るために
アドレナリンをたくさん出して心身を守りましょう。
そのアドレナリンの生成に必要なビタミン群栄養素。
ブロッコリーやホウレン草、赤ピーマンなどの
緑黄色野菜には、ビタミンCがたっぷり含まれています。
そのままサラダで食べるのはもちろん
温野菜や蒸し料理などの調理法で毎日取り入れて下さいね。
●乳製品
乳製品には、自律神経を整えるために必要な
「トリプトファン」がたくさん含まれています。
トリプトファンは、しあわせホルモンと呼ばれる
セロトニンを生成する為に必要な栄養素。
トリプトファンは体内で作り出すことができません。
牛乳やチーズ、バターやヨーグルトなどに
含まれています。
毎日の朝食で取り入れやすい食材ですね。
●ビタミンB6
ビタミンB6は、たんぱく質や脂肪の代謝に働き、
脳の神経伝達物質の合成に欠かせないビタミンです。
興奮を抑える働きを持っていて、
イライラなどの中枢神経の障害を抑えてくれます。
赤身肉やレバー、マグロ、鮭、サバ、カツオ
大豆、葉野菜、バナナ、卵黄などに含まれます。
いかがでしょうか?
決して特別な食べ物ではなく、
毎日の食事に取り入れやすい食材ばかりです。
生活習慣と食事でも自律神経の乱れは
ずいぶんと改善できます。
不眠が続いて辛い時は、15~30分の昼寝をする事で
神経がリラックスモードになり気持ちが楽になります。
長時間の昼寝は、夜の睡眠の妨げになり
不眠を慢性化させてしまうので避けましょう。
すぐに改善とは繋がらないので
焦らず、心穏やかに過ごすことが大切ですね。
白石
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