形見分けにかかる贈与税
贈与税の発生
形見分けを行なう場合に、
注意が必要なことがあります。
それは「贈与税の発生」です。
1年間に受け取った財産の合計が
110万円を超えると贈与税が発生します。
これは形見分けにおいても例外ではありません。
故人様が愛用していた
高価な品を形見分けする際は、
贈与税が発生するケースも
考慮したほうがいいですね。
高価な品はむやみに形見分けせず、
贈与税について理解のある方だけに
形見分けをするなどをお薦めします。
相続の対象
形見も遺産の一部として判断されますので、
勝手に形見分けしては、
後にトラブルになることもあります。
遺産相続人が複数いるときは、
形見分けの前に遺産分割を
終えておく必要があります。
※基礎控除額以下の場合には相続税はかかりません。
3,000万円+600万円×法定相続人の数=相続税の基礎控除額
※法定相続人の数は、
相続放棄をした相続人、
財産を承継しない相続人の数も含めて計算。
因みに、墓地・墓石・仏壇・仏具等は、
相続税の課税対象とならない財産になります。
(※骨董価値や投資対象となるような
高額なもの等は除外され課税対象となります)
形見分けをする際のご参考になれば幸いです。
白石
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