生前整理「なぜ実家は片付かないの?」
生前整理「なぜ実家は片付かないの?」
実家に帰るたび、
「物が多いなぁ…」
と感じることありませんか?
掃除してない訳じゃないし、
もちろんゴミ屋敷でもない…
「でも、なんか
ゴチャゴチャしてるのよね…」
なぜ、高齢者である私たち親世代は
家を片付けられないのでしょう。
かもしれない症候群
これは特に女性に該当します。
「いつか使うかも…」
「誰か来るかも…」
かもしれないを想定して
物が捨てられなくなります。
代表的なのが布団ですね。
押入れの中に大量の布団、座布団。
お客さん用に何組も揃えています。
後は食器です。
湯呑は、お店でも開くの?と
思うくらいの数です。
確かに、一昔前までは
お葬式や法事などは自宅でしていました。
盆正月は、みんなが帰ってきます。
お客様を迎える事も多く、
それだけの数が必要だったんですね。
だけど、集まる人数も減り食事も
お店で済ます今の時代、
それらの出番はありません。
押し入れや物置に眠ったままです。
それでも尚
「いつか使うかも…」
「誰か来るかも…」
と捨てられないんです。
捨てられないのは不安だから
「もし捨ててしまって
必要になったらどうしよう…」
「なんで捨てたの?
って言われないかしら」
そう考えて不安になり
判断出来なくなってしまうんです。
なので、
「もう使わないよ」
「捨てて大丈夫よ」
と、背中を押してあげて下さい。
そして、
「一緒に片付けよう」
と、言ってあげて下さい。
今、見て見ぬ振りしても
親が亡くなれば
自分に降りかかります。
親も自分も元気な内に
スッキリさせて下さいね。
白石
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