自分たちで行う『遺品整理の準備と仕分け方法』をプロが伝授!
自分たちで行う『遺品整理の準備と仕分け方法』をプロが伝授!
今回は、遺品整理をスムーズに進めるための
『準備と仕分けの方法』
をわかりやすくご紹介します。
今後、両親が亡くなり
子供達や親族だけで遺品整理を
されることもあると思います。
私共が遺品整理のお見積りに行った際に
ご遺族様から、
「膨大な遺品に呆然となり
何から始めていいのか、わからない…」
「とりあえず目に付いた所から始めて
余計に散らかった気がする…」
「ひと部屋片付けただけで
クタクタなり体調を崩した…」
こういったお話をよく耳にします。
そこで、少しでもお力になって頂ければと
遺品整理の準備と仕分け方法について
プロの観点からお伝えいたします。
ぜひ参考にしてください。
1.スケジュールを組み立てる
遺品整理を始める前にスケジュールを
組み立てる事はとても大切です。
まず、作業人数を把握して
日程・時間・内容を決めましょう。
注意して欲しいのは
無理なスケジュールにしない事です。
早く済ませたい気持ちになりますが
遺品整理は本当に大変な作業です。
日程は余裕を持って計画しておくと
すべてスムーズにいきます。
2.必要な道具を準備する
仕分けや片付けをする時に必要な
道具は前もって揃えておきましょう。
必要と気付いてから取りに行く手間がなく
スムーズに進めます。
・ゴミ袋 ・段ボール箱 ・ガムテープ ・ハサミ、カッター ・新聞紙 ・軍手、ゴム手袋 ・マスク |
などを準備して下さい。
特にゴミ袋は大量に使います。
3.遺品を仕分ける
形見分けが必要なときは、
必ず先に行って下さい。
生前に約束していた物や貴金属類など
高価なものはトラブルの元になります。
3-1貴重品を探す
まずは、
・現金や預金通帳、印鑑 ・権利関係書類 ・生命保険などの証書 ・年金手帳・健康保険 ・有価証券類 ・貴金属類 |
など金銭価値の高いものや
相続に関わる物を最初に探します。
間違ってゴミと一緒に処分しない為に
大切な作業です。
3-2リサイクル出来る物は別にする
まだ新しい家電やブランド物などは
リサイクルショップで買い取ってもらえる
可能性があります。
贈答品の未使用の食器類・布団、タオル類も
少額ですが、買い取ってもらいましょう。
オークション経験者なら出品しても
いいですね。
3-3資源ゴミと粗大ゴミに分ける
自治体のゴミに出せる物を分別して
ゴミ袋にドンドン入れていきます。
タンスや引き出し、押し入れの中を
全て空にしてしまいましょう。
ここでの注意点は1部屋ずつ
片付けることです。
色んな部屋をあちこち手を付けると
物やまとめたゴミを置く場所がなくなり
身動きが取れなくなります。
3-4リサイクル家電の処分を依頼する
リサイクル料が掛かる白物家電は
個人で処分出来ません。
処分してくれる業者を手配しましょう。
3-5大型家具を処分する
タンスや食器棚、ベットなどの大型家具は
男手と搬出する車が必要です。
自治体の粗大ゴミの日に合わせて
人数を手配すると良いですね。
収集センターに持って行く場合は
軽トラックがあれば便利です。
今回は、遺品整理をスムーズに進めるための
準備や仕分けの方法をご紹介しました。
体調を考えながら無理をせずに
作業して下さいね。
白石
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