空家になった実家の相続と放置したリスク

両親が亡くなり空家になった実家。

実家を相続したものの対処できず、
放置してしまう人もいます。

相続・所有した時、

何に気を付けなければ
いけないのでしょう？

『不動産登記の確認』

売却や建て替えをお考えの場合は
権利関係が明確である事が重要となります。

まずは、しっかり不動産登記の
確認をして下さい。

登記しないまま相続を繰り返すと

権利関係が曖昧になり相続の手続きや

売却の妨げとなります。

特に、古くからの土地や

区画整理がされていない
土地の場合は注意が必要です。

隣接地との境界が

曖昧になっている事が多くあるんです。

境界を確定しなければ売却できない為
相続や隣地関係など

経緯を調べる必要があります。

登記手続きだけでも大変な作業ですね。

可能であれば、

土地を買った時の経緯を知っている
親族等に確認しておく事をお薦めします。

『放置したリスク』

すぐに売却や建て替えなどが出来ない場合
空き家としての所有になります。

家は人が住まなくなると傷みが
急激に早まり老朽化が進みます。

老朽した家では売却や賃貸が難しく、
更地にしたりリフォームが必要となり
多大な費用が掛かります。

空き家を所有したら

「放置をしない」が重要です。

放置されたままの空家は

放火事件やゴミの不法投棄などに

発展する事もあります。

防犯・衛生面でも近隣住民から
苦情が出る事もあるでしょう。

そのため、

などが定期的に必要です。

放置し続けると「市の強制執行」の
対象となることもあります。

強制的に家屋が撤去されてしまい、
その撤去に関わる全ての費用も請求されます。

そうは言っても管理するには
時間と労力が掛ります。

遠方にお住まいであったり
体力的に無理な場合もあるでしょう。

管理が難しい時は、

市の空き家バンクの登録や
管理業者に依頼する

といった方法をお薦めします。

白石

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