遺品整理 「金庫の処分方法」
遺品整理 「金庫の処分方法」
家族で遺品整理の片付けをしていて、
困るのが金庫の処分。
金庫は自治体の粗大ゴミには出ません。
では、
どう処分したらいいんでしょう?
処分方法をまとめてみました。
参考になれば幸いです。
【この記事でわかること】
・金庫は粗大ゴミに出せません
・金庫の処分方法
・金庫の寿命
・まとめ
|
それでは、上記の順でお伝えします。
金庫は粗大ゴミに出せません
まず知っていて貰いたいのは
「金庫は粗大ゴミに出せない」こと。
耐火金庫は耐火性能を実現するため
・気泡コンクリート ・特殊合金 ・鋼材 ・スチール ・プラスチック |
など、特殊な素材が使用されています。
処理困難な物と分類され、
一般の粗大ごみとしては認められていません。
ほとんどの場合が
自治体の回収対象外となっています。
手提げ金庫のみ、粗大ゴミとして
回収してくれる自治体もあるので
問い合わせてみてください。
金庫の処分方法
1.買い取ってもらう
新しく状態の良い物なら
買い取ってもらえる場合があります。
・年式の新しいテンキー式の金庫 ・指紋認証機能付きの金庫 |
などは、買い取ってもらえる可能性が高くなります。
100kgを超えるような大きな金庫の場合は、
出張買取りが可能か確認が必要です。
2.購入したお店に引き取ってもらう
購入したお店がわかる場合は、
そのお店に引き取ってもらえるか
問い合わせてみましょう。
引取りにかかる料金や大きな金庫の場合は
出張にきてもらえるかどうかも確認が必要です。
3.遺品整理業者に処分してもらう
大型家具や大型家電など、
自分たちで片付けたり処分が難しい物は
遺品整理業者に依頼する方法もあります。
その内の1つとして
金庫の処分もお願いしましょう。
個別で依頼するよりはお得です。
サイズ、重さ、鍵の有無、設置場所などで
料金が違います。
見積もり時に確認してください。
金庫の寿命
よく「大昔のあかずの金庫」を開ける企画を
テレビで見ますが、金庫には寿命があります。
耐火性能である気泡コンクリートに
含まれる水分が20~30年で自然に
気化=蒸発してしまいます。
そのため耐火金庫の耐用年数は
20年程度と言われています。
遺品となった実家の金庫を使用するとしても
寿命が過ぎている金庫の確立が高いでしょう。
まとめ
入れる物がなければ、
金庫はただ重く処分のしにくい箱と
なってしまいます。
新しい金庫であれば買い取りを検討し、
古い金庫であれば引き取り処分の依頼が必要です。
料金もそれぞれ違うので
安心できる業者に、
しっかり見積もりをしてもらいましょう。
最後までご覧頂き
ありがとうございました。
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