遺品整理をせずに家を売るには
遺品整理をせずに家を売るには
空き家を売却するには
残された遺品を片付ける必要があります。
ただ、大量の遺品を整理するのは
大変だと思います。
今回は、遺品を残したまま
空き家を売却する方法をお伝えします。
【この記事でわかること】
・空き家を売るための準備
・遺品整理をしなくても良い「メリット・デメリット」
・まとめ
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それでは、上記の順でお話しします。
空き家を売るための準備
まず第一ステップとして、
空き家を売却するための準備をしておきます。
では基本的な流れを見てください。
ステップ1:土地の相場調査
年数にもよりますが、
家屋にはほとんど価値はありません。
問題は土地の価値です。
土地の相場調査のメリットは2つです。
・メリット1:売却時の価格の目処が付けられる。
・メリット2:不動産会社と価格設定の打ち合わせ時に話がスムーズになります。
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空き家の売却価格は自由に設定できますが、
相場より高く設定すれば、買い手は現れにくいです。
土地の相場を知るには、
・土地の購入サイト
・ネットで過去の制約価格もしくは取引状況
・不動産会社に確認
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この3つ方法があります。
ステップ2:不動産会社と契約
信頼のおける不動産会社を探します。
優れた不動産会社と契約ができれば
空き家の売買も早い段階で見つかります。
コネなどがない場合は、
複数の不動産会社に相談するのが
良いと思います。
ステップ3:価格を決める
不動産会社が決まれば、空き家の価格を決めます。
基本的には、家屋内を空っぽにしなければいけません。
ただ今回は、「遺品整理をしたくない」
を前提にお話ししていますので、
この条件でお話しします。
残置物がある状態で家屋を手放す場合は、
相場価格より、グンと安くなります。
そのことを承知の上で、
不動産会社のアドバイスを受けながら
価格を決めてください。
ステップ4:空き家を売りに出す
スムーズに空き家を売るポイントは、
「売り手の要求をたくさん出しすぎない」
ことです。
できるだけ、不動産会社からのアドバイスに
耳を傾けたほうが事はスムーズに行きます。
遺品整理をしなくても良い「メリット・デメリット」
■メリット
・時間と労力とお金を使わなくて済む。
・ストレスが溜まらない。
■デメリット
・家屋の査定金額がグンと下がる。
・貴重品などが出てきても帰ってこない。
まとめ
空き家は、残置物があっても売りに出す事はできます。
ただ、売主が処分しない代わりに、
不動産会社が変わって片付け業者に依頼するため、
その分の費用は査定から差し引かれます。
どちらにしても片付けはしないといけませんので
ご自身で遺品整理業者をお探しになられて、
貴重品詮索やお買取できるお品は買い取ってもらったほうが
最終的にお得な場合があります。
寺本
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