遺品整理・生前整理「自分で行う人形供養」
遺品整理・生前整理「自分で行う人形供養」
実家をふと見渡すと
古い人形がたくさんありませんか?
遺品整理をしていて
質問されることが多い人形の処分方法。
人形供養は必要なのか?
そのまま捨てる事は出来ないのか?
ゴミと同じように捨てるなんて
バチが当たるような気がして
不安になってしまいますよね。
今回は、
自分でも出来る人形供養をまとめました。
【この記事でわかること】
・人形供養とは
・自分で行う人形供養
・まとめ
|
それでは、上記の順でお伝えします。
人形供養とは
実は、人形供養の始まりはそれほど
古くはなく昭和30年代頃と言われています。
古い人形の処分に困った持ち主が、
東京の人形製造会社に相談したのが始まりです。
人形供養という言葉から平安時代など
古くからの宗教行事の様に感じますが
関係はなく感謝の気持ちから始まったんですね。
お寺の住職や神社の宮司にお聞きしても、
「人形供養はあくまでもご本人の気持ちの問題で、
ご本人が納得する方法であればどちらでも構わない」
とのことでした。
自分で行う人形供養の方法
手放す人の気持ちが重要になる人形供養は
感謝の気持ちと、供養の思いが大切です。
自分で行うというのは、
最終的にはゴミとして処分する形になります。
その前に、感謝の思いを込めて
供養してあげてください。
・汚れを落としキレイに拭く
・太陽の光に当てて浄化する
・人形に粗塩をかけお清めする
・白い布や和紙に包み感謝を伝える
|
この工程で人形供養は終了です。
後は自治体の規定に沿って
ゴミに出しましょう。
「野焼き」は、法律や条例で禁止されています。
くれぐれも、お焚き上げの様に
自分で燃やしたりはしないでください。
まとめ
知らない内に髪が伸びていく…
そんな怖い呪いの人形なんて、
そうそうありません。
普通の人形であれば、
「今までありがとう」と感謝を込めることで
供養と言えるでしょう。
遺品整理を業者に頼む場合は
合同供養などの形で
引き受けてくれるところもあります。
自分で処分するのが不安な方は
問い合わせてみてください。
最後までご覧頂き
ありがとうございました。
白石
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