【雑学】意外と知らない「お正月の小ネタ」vol.1
【雑学】意外と知らない「お正月の小ネタ」vol.1
「あけまして、おめでとう」本当の意味
年が明けると、なんでおめでたいの?
新しい年になっただけなのに…
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実は、この習慣
数え年といって、昔は1月1日を迎えると
「1歳、年をとる」と言われていました。
そのため、無事に歳を重ねられたことを祝して
「あけまして、おめでとう」
というようになったそうです。
なんで鏡餅なの?飾る餅じゃないの?
鏡は入っていないのに「鏡餅」
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鏡餅の由来は単純明快で、
鏡の形から付いたようです。
現在の鏡の厚みは薄いものがほとんどですが、
昔の手鏡や姿見は厚みがあったそうです。
鏡は天皇陛下の三種の神器の一つで、
神聖なものとされていました。
「歴代天皇が継承してきた宝物」
と言われています。
鏡餅や正月飾りは神道の神様である
「歳神様(としがみさま)」
を迎えるためのものだとか。
そこで、神様にお供えするものとして
鏡を模して作ったお餅が鏡餅。
というわけです。
歳神様は穀物の神とされていて、
お正月に各家庭に回って来るといわれています。
そのため、家の奥まで入ってゆっくりして頂けるように
玄関から一番遠い部屋に置くのが正しいです。
鏡餅を玄関に飾っている人を見かけますが、
それは間違いです。
玄関から一番遠い場所もしくは、
床の間が良いとされています。
祝箸はなぜ両口なの?
「それは、口を付ける側と
もう一方は料理を取り分けるためでしょう!」
と私は何十年も思い込んでいました。
(2日目になると、どっちで食べたかも分かりません。笑)
正しい答えは、
一方は自分用で、もう一方は歳神様用
です。
よって、取り分けようではありません。(汗)
両口を使う行為は、
神様のお箸を使うのと同じことで
バチ当たりの行為と言われています。
私は、この記事を書くまで
祝箸=便利のいい箸
くらいにしか思っていませんでした。
少し反省しました。
今年から、片方は使わないようにします。
寺本
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