マスク着用でリスクが高まる熱中症の予防策
マスク着用でリスクが高まる熱中症の予防策
6月半ばにも係らわず30度を越える
真夏日が続いています。
コロナの影響で自粛生活が長く、体力の低下に加え
マスクを着ける事で例年より早く熱中症による
救急搬送者が急増しています。
熱中症は、周りの温度に体が対応することができず、
体内の水分や塩分のバランスが崩れ、
体温の調節機能がうまく働かないなどが原因で起こります。
特に、小さい子ども、高齢者、体調不良の人、肥満の人、
普段からから運動をしていない人などは
熱中症になりやすいので注意が必要です。
熱中症対策に必要な注意点
① 喉が乾く前に水分補給する
② エアコン・扇風機を上手に使用する
③ シャワーやタオルで身体を冷やす
④ 涼しい服装,外出時には日傘、帽子を着用する
⑤ 部屋の風通しを良くする
⑥ 塩・クエン酸(ナトリウム)などを補給する
⑦ 暑さに備えた体作り
などが挙げられます。
それに加え、新型コロナウイルスの感染を防ぐために
マスクの着用が必要になり新たな生活様式により
熱中症のリスクが高まってしまいます。
マスク着用時は
①屋外で人との距離(2m以上)が
十分に確保できる場合はマスクを外す
②マスクを着用時は負荷のかかる作業や運動を避け、
周囲の人との距離を十分にとった上で、
マスクを外して休憩をとる
③体調が悪いと感じたときは、
無理せず自宅で静養する
などの注意が必要です。
また、熱中症は屋内でも起こります。
特に、小さいお子さんや高齢者、
病人がいる家庭では、冷房の使用を我慢しすぎないで、
適切にエアコンを利用しましょう。
小さいお子さんは、体温調節機能が
十分に発達していないため、気温が皮膚温よりも
高くなったときに、深部体温が上昇し、
熱中症を起こしやすくなります。
身長が低い子どもは、地表面からの熱の影響を受けやすく
大人よりも注意が必要です。
顔が赤かったり、ひどく汗をかいたりしているときには
涼しい場所で十分に休ませてあげて下さい。
高齢者は、暑さを感じにくい上に
体温調節機能をする発汗と血液循環が低下し、
暑さに対する抵抗力も少なくなっています。
また、のどの渇きを強く感じないため、
水分不足になりがちです。
意識して水分補給をしましょう。
天気予報などで、その日の気温を把握し
熱中症対策をする事が大切ですね。
白石
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