「ごみ屋敷化」共通する前兆
「ごみ屋敷化」共通する前兆
ごみ収集所ではない建物で、
ごみが積み上げられた状態で放置された建物、
もしくは土地を所謂「ごみ屋敷」と呼びます。
近年では、ごみ屋敷化する原因には
心理的理由があると解析されています。
心理的理由と、
ごみ屋敷化する前に見られる前兆について
まとめてみました。
【この記事でわかること】
・ごみ屋敷にしてしまう心理的理由
・ごみ屋敷になる前兆
・解決策を見つける
・まとめ
|
それでは、上記の順でお伝えします。
ごみ屋敷にしてしまう心理的理由
ごみ屋敷にしてしまう人の心理には
以下のような特徴があると解析されています。
・性格的に片付けが苦手
・もったいないが口癖
・買い物依存症
・精神疾患がある
・認知症を患っている
・「注意欠陥多動性障害」ADHDを患っている
・孤独感が強い |
「片付けが苦手」などは心理的理由でも何でもない!と
思われるかも知れません。
少し散らかっている程度であれば
片付けが嫌いだからと言えます。
しかし、ゴミ屋敷化するレベルなら、
・片付け方が分からない、
・考えることが出来ない精神状態
だと考えられます。
ごみ屋敷になる前兆
ごみ屋敷化するまでには、
共通する前兆があると言われています。
・脱いだ服がそのままで積み重なっている
・ごみが捨てられず溜まっている
・届いた荷物や買い物が開封されず溜まっている
・賞味期限切れの物が冷蔵庫の中に大量にある
・日中もカーテンが閉じたまま
・部屋に物が散乱している |
久しぶりに実家に帰った時、
上記の様な事があれば前兆と捉えて
注意が必要かもしれません。
解決策を見つける
ごみ屋敷化しそうな状態をみつけたとして、
その場だけ片付けても問題の解決にはなりません。
2~3か月もすれば、
また同じような状態に戻ってしまいます。
まずは、何が理由なのかを理解することが
大切なんです。
精神疾患・認知症・ADHD…
これらの症状は医師などの
専門家のサポートが必要です。
孤独感や買い物依存症などは
強いストレスを抱えている場合が多く
しっかり向き合ってあげる時間が重要となります。
自らの心・体のケアを放棄してしまう
「セルフネグレクト(自己放任)」と呼ばれる
心の病の可能性もあるからです。
しっかり向き合ってあげる事で
自分を取り戻し、自分が生きる空間を
清潔にする意識を取り戻せるのです。
まとめ
核家族化・単身世帯が増加する中で
ごみ屋敷化となり孤独死につながるケースも増えています。
身近な人の前兆を見逃さず
早めの解決策を見つけて下さい。
最後までご覧頂き
ありがとうございました。
白石
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