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「終の棲家」を考える

「終の棲家」を考える

 

~終の棲家(ついのすみか)とは、

最期を迎える時まで生活する住まいのこと~

 

 

 

長く慣れ親しみ思い出も

たくさんある家で最期を迎えたい。

 

そう願う一方で、様々な問題点を理由に

老後の為に転居される方も多くなっているようです。

 

老後をどこで過ごし、

どこで死を迎えるのかは自分だけでなく
介護を担う可能性がある家族にとっても、

避けては通れない問題なのです。

 

データーと共にいくつかの問題点を見て下さい。

 

2012年に

「日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団」が

全国1000名の男女を対象に「理想の死に方」

という調査を行ったところ、

 

「ある日、心臓病などで突然死ぬ」

を選択した人が全体で約7割を占めていました。

 

理由として

「家族に迷惑をかけたくないから」

というのが大多数です。

 

昨日までピンピンしてたのに朝には…

 

という感じで死を迎えたい

というのが多くの人の理想なんですね。

 

しかし、理想とは程遠いデーターも出ています。

 

 

2018年の日本人の平均寿命は女性が87.32歳

 

そして、男性が81.25歳。

 

その一方で、介護が必要になったり、

寝たきりになったりせずに
日常生活を送れる健康寿命は、

男性で72.14歳、女性で74.79歳でした。

 

 

平均寿命と健康寿命の差が、

男性で8.84年、女性で12.35年となっています。

 

つまり、平均で10年前後あるこの期間は、

なんらかの健康上の問題があり、
介護が必要な状態で過ごす方が

多数を占めるというのが現実です。

 

その現実を元に老後における

幾つかの問題点が以下の通りです。

 

 

・今のままの家では車椅子が必要になった時に困る。

 

・老老介護になる可能性が高い。

 

・子供たちは遠くに住んでいて頼れない。

 

・自宅での介護にも限界がある。

 

・施設に入るのはいくらお金が必要なんだろう。

 

・自分たちが亡くなった後の家の処分も考えなきゃなぁ。

 

 

こんな感じでしょうか。

 

そして、元気な内に自分で出来る事は何か。

 

 

・自宅での介護を考え バリアフリーなどの改築をする。

 

・家族、親族が通いやすい場所への転居。

 

・転居の際は、介護をしやすい住居を選ぶ。

 

・施設の見学や説明会に行ってみる。(必要経費等を把握する)

 

・施設への入居が必要になった時の為に生前整理をし荷物を減らしておく。

 

などなど…

 

もちろん改築や転居などはお金もかかる事なので

簡単に出来る事ではありませんが
寿命が延び、老後と呼ぶ期間も長くなるなら、

自分はもちろん介護をする家族のために
少しでも快適な「終の棲家を」考えたいですね。

 

 

白石

 

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