認知症予防に効果のあるカンタンながら運動
認知症予防に効果のあるカンタンながら運動
高齢者の増加とともに、
さらに増える可能性がある認知症患者数。
認知症の予防には、日頃から脳の健康状態を
良い状態に保つことが重要です。
適度な運動や十分な食事と睡眠。
適度に脳を使う読書や
趣味を持つなどの知的活動。
こういった事が認知症予防に
良いとされています。
身体を動かしながら何かを考えることは
脳の多くの機能を同時に使います。
このことが認知症予防に大変効果的なんです。
認知症にならない為に、
なったとしても進行しにくくする為に
日常的に出来る簡単な運動をしながら、
脳の活性のもなる
「ながら運動」
をご紹介していきます。
①散歩をしながら、昨日の出来事や食事内容を思い出す。
日常の出来事を思い出すことは、
脳の短期記憶を司る部分を刺激します。
そして、食事内容を思い出すことは、
・香り
・味
・食感
などの感覚を司る部分が刺激され
人と話したことを思い出せば、
・人の顔
・声
・内容
などを長期記憶する部分を刺激します。
散歩で身体を動かしながら
同時に行うことで、
たくさん脳を使うことになります。
②ラジオ体操をしながら一人しりとり
ラジオ体操だと季節や天候にとらわれず
自分の好きな時間に出来ます。
体操をしながら一人しりとりをしましょう。
身体の動きを思い出しながら体操をし、
音楽に耳を傾け、しりとりをする。
単純に見えて実にたくさんの脳を使っています。
もちろん、しりとりに限らず
暗算でもいいし、
自分が楽しめる事でいいんです。
楽しい感情も脳の活性に効果的です。
③コグニサイズ(ステップしながら手を叩く)
色々ありますが、まずは
1番分かりやすい運動をご紹介します。
「コグニステップ」
左右の脚を交互に動かしながら数字を数え、
3の倍数になったら手を叩く。
実際にやってみると結構難しいんですが、
自宅で簡単に出来るし慣れてきたら
スピードアップや他の数字の倍数にしてみるのもいいですね。
予防するのに、早すぎるという事はありません。
適度な運動や十分な睡眠は
生活習慣予防にもなります。
あなたの健康な身体と健康な脳のために、
楽しみながら続けてみてはいかがでしょうか。
白石
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