未来の自分へ!『スタンディングノート』
未来の自分へ!『スタンディングノート』
近年、20代の若い世代が
エンディングノートを活用していると
メディアで知りました。
高齢者が終末期に書くイメージの
エンディングノート…
まだ若い世代の人は
なにを書いているのでしょう。
きっかけは震災でした
2011年3月11日に発生した
東日本大震災。
最大震度7を観測した地震と
最大40.1 mにも上る巨大な津波が発生し
甚大な被害をもたらしました。
震災による死者・行方不明者
併せて1万8428人。
9年経った今尚、行方不明者は2529人と
まだまだ悲しみは癒えません。
そして、2019年の台風15号・19号。
危険レベルに発達した台風は
共に多くの死者・負傷者を出しました。
自分たちではどうする事も出来ない自然災害が
若い世代の意識を変えたようです。
日常が続く保証は何処にもない…と。
例えば、小さな子供がいる人は
子供のアレルギーや病歴。
食べ物の好き嫌い。
眠るときの小さなクセ…
万が一の時のため母親にしか
分からない事を書き記しているそうです。
何もなかった時には
子供の成長記録として
いい思い出になりますね。
未来のためのスタンディングノート
今までエンディングノートは
高齢者を意識した控えめなデザインでした。
それが、今は若い世代を対象に
カラフルで華やかなノートが増えています。
項目も非常時に連絡してもらいたい
交遊録やインターネットなどのIDとパスワード。
今の自分の目標や将来の夢
未来の自分へのメッセージ
などと楽しく書き込めるページもあり
「エンディングノート」
ではなく、
「スタンディングノート」
として活用できる物になっています。
タイムカプセルの様に
少しワクワクしながら
書いてみるのも良いですね。
白石
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