そこは使っちゃダメ!メラミンスポンジの正しい使い方
そこは使っちゃダメ!メラミンスポンジの正しい使い方
お掃除でメラミンスポンジを使っている方も
多いんじゃないでしょうか?
メラミンスポンジはピンと来なくても
「激落ちくん」ならご存知だと思います。
水をつけて汚れをこするだけで
マジックやガラスの汚れ・水垢や茶渋など、
簡単に汚れを落とせて便利ですよね。
そんな便利なメラミンスポンジですが、
使ってはいけない場所があります。
今回は、メラミンスポンジの
使えない場所と理由をご紹介します。
メラミンスポンジの原理や素材
メラミンスポンジの汚れを取る原理は
従来のスポンジの様に表面で汚れを
吸い取るのではありません。
原料となるメラミン樹脂は、
もともと非常に硬く「たわし」や
「やすり」などと同じような研磨材で、
汚れそのものを削り取っているんです。
柔らかそうに見えますが、
実は硬くて細かい網目が
集まって作られています。
そのため、素材の柔らかい物や
傷が付きやすい物の掃除には向いていません。
絶対に使ってはいけない場所
●人の皮膚
実際に園児の顔をスポンジで擦り
全治1カ月のやけどを負わせた
事件がありました。
小さなお子さんがマジックで身体に
落書きしてしまうのはよくある事。
研磨剤であるメラミンスポンジで
擦ってしまうと摩擦でやけどのような
傷になってしまいます。
●歯(ペットも含む)
「激落ちくんで歯のホワイトニングが出来る」と
ネットで嘘の情報が流れたことがありました。
研磨剤が歯の表面を削って
歯のエナメル質を傷つけてしまい
虫歯になりやすくなります。
絶対に使わないで下さいね。
●アクリル板
アクリル板は樹脂で出来ています。
そのため磨くと表面に
傷がついてしまいます。
透明度が高くガラスと間違えやすいので
使用前によく確認して下さい。
●車のボディ
車に施されたワックスや塗装に傷がつき、
剥がれた部分がサビる危険性があります。
塗装し直したり部品を交換には
高額の費用が掛かります。
大事な愛車には使わないで下さいね。
以上、使ってはいけない場所を
ピックアップしましたが、
便利に使える場所も沢山あります。
蛇口の水垢、カップについた茶渋。
換気扇やガスコンロの油汚れ。
冷蔵庫やレンジなど
食品を扱う場所には洗剤がいらない
メラミンスポンジなら安心です。
靴のゴム部分の黄ばみや汚れも
全体を濡らすことなく
キレイにできますよ。
正しく使って
安全にお掃除して下さいね。
白石
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