ゴミ屋敷化が招く被害
ゴミ屋敷化が招く被害
高齢者のゴミ屋敷化問題は、
決して特別なケースではありません。
「身近」「家族」に起こり得ることです。
ゴミ屋敷になった場合に、
どんな被害が予想されるかまとめました。
親が高齢者単身世帯の方、
実家が雑然としてきたなとお感じの方、
生前整理などで早期の対策をお薦めします。
参考になれば幸いです。
【この記事でわかること】
・ケガ・病気のリスク
・孤独死を招く
・火災の危険
・まとめ
|
それでは、上記の順でお伝えします。
ケガ・病気のリスク
ゴミ屋敷化が進むと、
足の踏み場にも困る状態になります。
高齢者は筋力の低下が原因で
平坦な床面でも転倒しやすくなるのです。
足元がゴミで覆われていると
当然ながら転倒のリスクは高まります。
転倒による骨折は寝たきりになる原因の
3位です。
そして、不衛生な環境は病気にも
繋がります。
食べ残し・飲み残しは害虫を引き寄せ
それらの糞がアレルギーや食中毒の原因に。
孤独死を招く
家の中がゴミ屋敷化してくると
家の中を見られたくない為、
人との繋がりを避ける傾向があります。
人間関係が希薄になるほど
孤独死のリスクが高まるのは
誰もが予想できる結果です。
ゴミ屋敷の問題は、
孤独死の問題とも言えるでしょう。
火災の危険
「コンセントに溜まった埃が引火し火災となった」
ニュースでもよく耳にする火災原因です。
そして、ゴミがたくさんある家の中は
あっという間に火が燃え広まります。
足の踏み場もままならない部屋では
逃げ遅れのリスクも高まってしまいます。
まとめ
高齢者単身世帯の場合、
ゴミ屋敷化した家の中を
自分で片付けることは出来ません。
家族や知人が気付き
片付けを手伝うことが解決に繋がります。
「快適な環境で暮らして欲しい」と
生前整理を提案してあげるのもいいですね。
初めは頑なに拒否しても、
ある一か所だけ片付けることで
嘘のように抵抗心が無くなることも
あるそうです。
最後までご覧頂き
ありがとうございました。
白石
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