お嫁に行けない!?雛人形を片付けるのはいつ?
お嫁に行けない!?雛人形を片付けるのはいつ?
「雛人形を早く片付けないと嫁に行き遅れる!」
そんな言い伝えがあります。
子供の頃は、何故か心に引っ掛かり、
母に「早く片付けて」と言った記憶があります(笑
その言葉は知ってても、
その理由を知らない人は
案外多いんじゃないでしょうか?
躾のためだった!?
婚礼の様子を表した雛人形=娘の結婚を表していて
早く片付けるほど『早く嫁に行く』
などと捉えられていました。
そして、娘が片付け上手の良い
お嫁さんになれる様
躾の為に『嫁に行き遅れるぞ!』
と脅かしていたことが
言い伝えになったようですね。
もう一説は、雛人形には穢れを移して、
不幸を遠ざける意味があります。
女の子が生まれると雛人形を用意して、
不幸を身代わりに
引き受けてもらっていました。
なので、厄を移した人形を
早く片付けないと
厄が戻り幸せな結婚が出来ない
と考えられた様です。
片付ける日はいつ?
理想は翌日の3月4日ですが
一般的には3月中旬、
遅くとも春分(3月21日頃)までには
しまった方がいいと言われています。
時間がなくて片付けられない場合には
内裏びなを後ろ向きに飾って
『お帰りになった』
と解釈してもいいそうですよ。
なぜ桃の節句って言うの?
ひなまつりは別名『桃の節句』といいますね。
桃は古来より神聖な果実とされ、
邪気を祓う力があると言われてるそうです。
旧暦の3月3日が桃の季節でもあることから
「桃の節句」という名になったそうですよ。
白石
関連記事:ちょっと「へぇ~」な面白雑学8つ
前の記事へ
« 掃除と片付け どっちを先にするの?次の記事へ
「片づけのモチベーション」実はこれをポチるだけ! »