コロナによる自粛ストレスから解消できる方法を調べてみた
コロナによる自粛ストレスから解消できる方法を調べてみた
見通しのつかない新型コロナ感染拡大と外出禁止令。
感染の不安や心配もありますが、
何よりも生活(経済面)の不安の方が大きいです。
まだ、先の見通しさえつけば
何とか気持ちも楽になると思いますが
まったく先が見えないのでかなり不安です。
いつまでも不安がっていても
仕方のないことだともわかっています。
こんな時こそ、普段より一層に
「ポジティブシンキングでいかなければ」
と思います。
不安を根こそぎ解決!!
不安の原因には3つの要素があると言われています。
1:思考のアンバランス
2:栄養のアンバランス
3:受容のアンバランス
では順番に解説します。
思考のアンバランス
考え方が偏ったストレスです。
この考え方のほとんどが
ネガティブな思考です。
現状から引き寄せる未来の妄想が
今の不安です。
栄養のアンバランス
ジャンクフードや偏った食事は
脳に大きな影響を与えます。
うつ病の治療法の一つに
「食事療法がある」
と聞いたことがあります。
受容のアンバランス
世の中(世間)を受け入れられないストレスです。
会社でのストレスも、この中に入ると思います。
今回はメンタル面での改善を行いたいので
1の思考のアンバランスからくるストレスを
根こそぎ解決したいと思います。
自動思考キャッチトレーニング
自動思考キャッチトレーニングは、
思考のアンバランスを解消するものに
もっとも有効なテクニックだそうです。
認知行動療法に取り入れているくらい
有効のあるトレーニングになります。
その効果は科学の世界でも認められています。
2017年に5086人の大規模な分析結果で
うつ病や不安などのストレス改善に
大きな効果が示されたと言われています。
自動思考とは…
無意識にふと頭に浮かぶ思考のことです。
「あ~お腹が空いた!」
「あれ、この道間違えたかな…」
頭で深く考えずに出てくる思考のことです。
これが、ポジティブな思考なら
何の問題もありませんが
ネガティブな思考は
メンタルに大きなダメージを与えます。
この悪い自動思考が習慣化されると
どんどんストレスが溜まっていきます。
そこで、
『自動思考キャッチトレーニング』
で解消しましょう、です。
思考キャッチなので、
自分の考えを受け止めるトレーニングですね。
やり方は至ってカンタン。
3つの思考をかき出します。
1.状況
ストレスを与えた人や場所、
時間などを書き込む。
(例)○○居酒屋で30分以上待たされた挙句に
店員に無視され横柄な態度を取られた。
2.感情
そのストレスを感じた時に
どんな感情になったかを書き込む。
それぞれの感情を%で表現。
(例)ムカついた70%
二度と行かない30%
3.思考・イメージ
そのストレスを感じた時に
どんな感情になったのかを書き込む。
(例)
「なんでお金を払って
こんな思いをしないといけないのか…」
「失礼な店員に怒鳴り散らす(イメージ)」
この3つの記録は、
寝る前にノートに書き込みます。
最低でも14日間続けることを推奨されています。
その理由は14日間続けることで、
自分の思考のアンバランスが
わかるようになるからです。
この記録の目的は、
自身の感情を客観的に見つめ、
ストレスの原因をはっきりさせることです。
専門家は、思考のアンバランスに
気づくことができるだけでも、
ストレスの解消効果は絶大だと言われています。
私はこの自動思考キャッチトレーニングは
あまり信用していませんでした。
なぜなら、
「こんなことで不安やストレスが解消できたら世話ないよ」
と思っていたからです。
半信半疑でやってみた結果、
不安やストレスが大いに解消できました。
やってもいないのに、
疑うことはダメだということも
学びました。
寺本
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