コロナ禍「孤独死を防ぐ」
コロナ禍「孤独死を防ぐ」
コロナ禍で行動に制限が必要とされ
高齢者の孤独死が懸念されます。
コミュニケーションの場が失われている今、
単身で暮らす高齢者を孤独死から救うための
様々なサービスをご紹介します。
参考になれば幸いです。
【この記事でわかること】
・コロナ禍で奪われたコミュニケーション
・孤独を見守るサービス
・まとめ
|
それでは、上記の順でお伝えします。
コロナ禍で奪われたコミュニケーション
高齢者と言えど、現代の65歳以上の方は
実に若々しく元気です。
趣味を持ち教室に通ったり、
地域の活動にも参加し
友人同士で旅行に出かけたり。
カラオケBOXの利用者に至っては
若い世代より利用者数が高いそうです。
そんな日常が一変した
新型コロナウイルスによる自粛生活。
親子間であっても訪問することを躊躇し
他県からの帰省もままなりません。
学校や会社などに縛られていない高齢者が
コミュニケーションの場を奪われることで
社会との繋がりが薄くなり
孤独死のリスクを高めてしまいます。
孤独を見守るサービス
単身で暮らす高齢者を孤独死リスクから救うためには、
家族、地域、自治体による見守り対策が必要です。
地域住民によって互いを支えあい見守る
ネットワーク構築もありますが、
民間企業と連携した見守りサービスも多々提供されています。
1.水道局による見守りシステム
検針等の業務活動中に
支援や保護を求められた場合、
必要に応じて役所の担当部門に情報提供を行う
などの活動例があります。
まだ一般的ではありませんが、
水道メーターで異変を知らせる
システムもあります。
・8時間以上水道を使っていない
・2時間以上水道を使い続けている
こんな場合は異変と判断し家族や依頼者に
異変メールが届きます。
2.郵便局による見守りシステム
郵便局の局員が定期的に高齢者宅を訪問して
家族に状況を知らせるサービス。
また、宅配会社が配達を通じて
見守りサービスを行っているなどの例もあります。
3.家電メーカーによる見守りシステム
高齢者の自宅にカメラやセンサーを設置して、
遠隔からでも見守りが可能な家電があります。
●スマートフォンと連携できる
モニターカメラを設置することで
姿を確認する事ができ安心ます。
●ドアや窓にセンサーをを取り付け
開閉したタイミング毎にスマートフォンに
通知が届きます。
●リビングや寝室の電気を
スマートLEDシーリングライトや
スマートLED電球にするだけで動きを確認できます。
電気が消えた時や電気がついたときに、
スマートフォンにログを残したり、
通知を行う事も可能です。
4.ホームセキュリティによる見守りシステム
ホームセキュリティなどの
防犯サービスを手がける警備会社が、
在宅高齢者等の見守りサービスを行っています。
まとめ
牛乳配達がまた見直されてきてると
情報番組で伝えていました。
決まった本数を届ける事で安否確認が
出来るとのことでした。
牛乳と一緒に一言添えたカードを入れ
コミュニケーションをとり、
たまにはお顔を見て世間話をしたりと
高齢者の孤独感を癒してくれます。
コロナ禍の現在、高齢化がますます進む将来、
孤独死を防ぐサービスが充実して行くことを
願います。
最後までご覧頂き
ありがとうございました。
白石
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