終活で気になる 「先祖代々のお墓」
終活で気になる 「先祖代々のお墓」
終活や生前整理など、自分の老後や死後を考え
行動する方が増えてきました。
その中で、「お金」「家」「お墓」に関する悩みが
多いようです。
今回は、先祖代々のお墓をどうするのか。
実際の声を交えてまとめてみました。
参考になればと思います。
【この記事でわかること】
・墓守は子や孫に託せるか?
・墓じまいをするメリット
・変わりゆく供養の形
・まとめ
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それでは、上記の順でお伝えします。
墓守は子や孫に託せるか?
核家族化が進んでる今、
家族の縁はどんどん希薄になり、
ご先祖さまといっても
「写真でしか見たことがない」
もしくは
「写真すら見たことがない…」
そんなご家庭も増えているのではないでしょうか。
そういった現状で、
墓守を子や孫に託す事が
難しくなっていると感じます。
実際に遺品整理をさせて頂いたお客様からも
「自分たちの代で墓じまいをしました」
との声をよく聞くようになりました。
墓じまいをするメリット
自分の代で墓じまいを済まし
永代供養が出来る管理施設に変える
メリットは何か?
・管理の必要がないキレイなビルの中で 永代供養をしてもらう。
・館内バリアフリーで、 車椅子ででもお墓参りの心配がない。
・雨の日・暑い時・寒い時… 気にせずいつでも行ける。
・管理事務所は館内に有り 分からない事はすぐに聞くことが出来る。
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「これなら子や孫たちでも
お墓参りをしやすいんじゃないか…」
墓守の心配なく先祖との絆を繋ぐことが出来る。
そう考えていらっしゃる様です。
墓じまいの後、永代供養で選ばれているものに
納骨堂や永代供養塔・合祀墓があります。
納骨堂とは、
遺骨を安置する室内墓で、
ロッカー式、仏壇式、自動搬送式など種類は様々です。
多くの場合期限付きでその後合祀されます。
永代供養塔/合祀墓とは、
他の遺骨と一緒に保管する施設です。
多くの場合は屋外にあります。
納骨後、ご遺骨の返却はできません。
永代供養の相場は、利用する永代供養の内容により
大きく異なります。
一般的には10万円から100万円程度で、
合祀墓が一番安く利用できます。
変わりゆく供養の形
未婚率の増加・出生率の低下が進む現代
供養の形も変わってきています。
そして、宗教も代々ではなく
個人で選ぶ事も増え
無宗教の方もたくさんいらっしゃいます。
・お墓を持たない
・戒名を必要としない
・葬儀も家族葬でいい
・散骨を希望する
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など、選択肢が増える中
個人の希望を尊重し叶えてあげる事も
供養の形の一つだと思います。
まとめ
自分の代で先祖代々のお墓を終わりにする事に
抵抗があるかも知れません。
ただ、墓守する者がいなくなり
お墓が荒れ放題になり朽ちてしまうのを考えれば、
決して罰当たりな選択ではないと思います。
最後までご覧頂き
ありがとうございました。
白石
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