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子どもや孫たちが困らないために「やっておくべきこと」

寺本です。

 

私の父は、70歳の時に

すい臓がんで他界しました。

 

一人暮らしだった父は自分で救急車を呼び

そして病院に運ばれましたが、

病院に運ばれた時点で、

末期ガンだったそうです。

 

 

お恥ずかしい話、

私と父は疎遠になっていたため

父の異変に気付いてあげることはできませんでした。

 

 

遠方に住む妹が、父の入院を知り

何日間か病室に通っていたみたいでした。

 

祖父母の命日だった日に

妹は帰りにお墓参りに行くことを父に告げると、

「お父さんも行く」といって

杖を突きながら一緒に付いてきたそうです。

 

そのお墓参りで私と父は

7年ぶりに偶然再会しました。

 

 

それから1か月後…

 

父は病室で息を引き取りました。

 

 

 

葬式も無事に終わり、父が住んでいた家を

私が住むことになりました。

 

そして、残された遺品を片づけることになります。

 

当時、私は遺品整理業者ではなかったため

大量の遺品に戸惑うばかりでした。

 

まず、凍結した通帳の解約

そして、年金の解約手続きなど

書類手続きは山ほどあります。

 

そんな中、銀行印や実印

家の権利書など、どこに何があるのか

全くわかりません。

 

印鑑が出てきても、どれがどの印なのか

「???」です。

 

公的手続き、遺品整理

すべて一人でやり終えた期間は

一年半くらいだったでしょうか。

 

 

「遺品整理って本当に大変だな~」

 

って身に染みて感じました。

 

 

もし、あの時エンディングノートのような

書置きがあったなら、公的手続きや

金融機関の手続きなど労力も

 

「1/3ほどで済んだんじゃないか」

 

と思います。

 

 

 

前置きが長くなりましたが、

そんな大変だった経験が教訓となり

 

「子どもや孫たちに迷惑をかけられない…」

 

そう私は悟りました。

 

 

そこで、

 

残された家族が困らないためにやっておくべきこと

 

についてお話します。

 

尚、エンディングノートから

抜粋したものとなりますので

エンディングノートを既にお持ちの方は

ここから先は、読む必要ございません。

 

もし、

「エンディングノートは知っているけど詳しくは知らない」

 

という方は、紙とペンをご用意して頂き

ご自身が「必要だ」と思ったところだけ

メモして頂ければと思います。

 

 

 

 

遺品の取り扱い

 

①思い出の品

 

名称    保管場所  

 

取り扱い方  

残し方

 

 

 

②貯金

 

金融機関   支店 / 支店番号  
口座種類 普通 / 定期 口座番号  
名義人   通帳及び印鑑保管場所  

 

 

③クレージットカード

 

カード名   カード番号  
連絡先/電話番号  

 

 

④有価証券

 

金融機関名   銘柄/種別  
証券番号  
備考欄  

 

 

⑤貴金属

 

品目/種類  

購入金額

 
取り扱い方   残し方  
保管場所  

 

 

⑥不動産

 

種類

□ 土地    □建物    □マンション・アパート

□ 田畑    □その他(             )

名義人   持ち分  
不動産内容  
所在地  
不動産番号・地番  
譲りたい人  
備考欄

 

 

 

 

⑦負債(借入金・ローンなど)

 

借入先   借入額  
借入残高   毎月返済額  
返済方法   備考欄  

 

 

⑧保証債務(借金の保証人など)

 

  氏名 連絡先
主債務者    
債権者    
債務の内容    

 

 

 

遺言状

 

①遺言状について

 

遺言状の有無

□私は遺言状を書いていません

□私は遺言状を書いています

□自筆証書遺言  □公正証書遺言  □秘密証書遺言

成作日

        年    月    日
保管場所  

 

 

 

その他・・・

 

●ペットの飼育について

●これからやりたいこと

●緊急時に伝えたいこと(病気や年金、保険など)

●もしものときに伝えてほしい人リスト

●葬儀について(生前予約や宗教、棺に入れて欲しい物など)

●お墓の扱いについて

●認知症になったとき

●アカウント情報(ユーザーID・パスワードなど)

●ありがとう、感謝のメッセージ

 

などです。

 

 

項目はたくさんありますので

一度に書く必要はありません。

 

リラックスした時に

ドリンクでも飲みながら

書いて頂ければと思います。

 

 

きっと役に立つメッセージになるはずです。

 

 

寺本

 

 

くらのすけでは、遺品整理や生前整理を

ご依頼して頂いたお客様にもれなく

エンディングノートをプレゼントしております。

 

 

 

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