墓じまい後の新しい4つの弔い方法
様々な事情で墓じまいを
検討されている方が増えています。
その理由に
今後、墓守りをする人がいない
少子化が進み、
お墓を継ぐ者がいなくなった。
自身も高齢となりお墓参りができない
特に古くからあるお墓は山の上等にある事も多く、
お墓に行くだけでも大変です。
遠方のためお墓参りもままならない
跡継ぎはいても地元を離れているため
定期的にお墓の管理は難しい。
があります。
これからの時代、深刻な問題となるお墓事情
それに伴い新し弔い方法が提案されています。
弔(とむら)い=供養(くよう) |
新しい4つの弔い方法
1:散骨
散骨とは、粉骨し希望の場所へ
散骨してもらう供養のことです。
ご本人が希望するケースが増えているそうです。
思い出の地や海への散骨希望者が増え、
専門業者による「散骨クルージング」
というプランもあります。
散骨には許可を取る必要があるため
専門業者に依頼することになります。
2:手元供養
手元供養とは、お寺や墓地に納骨をせず
自宅などで遺骨を保管する供養のことです。
分骨して親族それぞれが手元に保管し
故人を偲ぶことができ、
こちらを選ぶ方も増えています。
また、遺骨の一部を加工し
身に付ける方法もあります。
3:樹木葬
樹木葬とは、墓石の代わりに
樹木を植えて供養する方法です。
大きな寺院や霊園などで
新しく樹木葬スペースを
設けている所も増えています。
一般的には墓標となる樹木を植え、
その周囲に複数の遺骨を納骨する方法をとります。
永代供養扱いとなるため
代々管理する必要がありません。
4:バルーン葬
バルーン葬とは、散骨の一種で
遺骨を気球にのせ、成層圏まで上昇させた後、
宇宙空間に散布する供養です。
散骨された遺骨は
宇宙に散らばり地球の周囲を回る事になるそうです。
なんとも近未来な方法ですが、
これからはもっと色々な弔い方が出てきそうですね。
また、バルーン葬は専門業者も少なく高額なため
まだ一般的な方法とは言えないかもしれませんが、
生前予約されるケースも増えているそうです。
「新しい4つの弔い方法」をお伝えしました。
もうすでにご存じだった方も
もし、今のお墓がないがしろであれば、
一度ご家族と共に話し合ってみてはいかがでしょうか。
また、今後のためにも自身が望む弔い方法を
話し合ってみるのもいいかもしれません。
白石
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