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一人暮らしの遺品整理に備えて「今からやっておくべきこと」

年齢を問わず、一人で暮らしていれば

「自分に何かあった時はどうしよう」

と考えた事は、一度はあると思います。

 

一人暮らしの方が万が一に備えて、

やっておいた方がいい事を何点かお伝えします。

 

 

一人暮らしの遺品整理に備えて「今からやっておくべきこと」

 

一人暮らしと言っても状況は様々です。

 

実家での一人暮らし

賃貸での一人暮らし

 

とでは注意点にいくつか違いがあります。

 

実家での一人暮らしの場合、

ご本人の物だけではなく
両親、兄弟、祖父母の物まで残っている

ケースもあります。

 

そのため、荷物も多く

個人で片付けるのは

途方もなく手間のかかる作業です。

 

 

残された人が後々全てを

負担しなくてはならない事を考慮し、
まず自分の物以外で

処分できる物は処分しましょう。

 

 

賃貸での一人暮らしの場合は、

毎月の家賃が発生する為
早急に遺品整理並びに退去する必要があります。

 

遺族が賃貸契約を延長出来ることもありますが、
当然、費用がかかります。

 

この時に契約内容や家賃の締め日、

解約・退去時の条件などを
契約時の保証人である人に

把握してもらってる方がいい事項も多々あります。

 

保証人が大家さんや管理会社と

明け渡し時期などを決める事になるので
契約書の所在や管理人の連絡先は、

予め伝えておく方がいいですね。

 

上記は状況の違う注意点となりますが、

一人暮らしの方全体に共通する注意点もあります。

 

 

・自分の荷物を必要最低限にするなど、
残された人が遺品整理に困らないよう

生前整理を心がける。

 

・資産価値のある遺品

(貯金通帳・有価証券・土地等の権利書・生命保険書等)

は、できる限りまとめておく。

 

・貯金などプラス財産だけでなく、

借金・ローンなどのマイナスの遺産の場合にも
相続の対象となるので、しっかりと把握し

返済方法を確保しておく。

 

・家に仏壇がある場合、

菩提寺や氏子になっている神社などを書いておく。

 

・遺品整理をしてもらう為の費用を準備しておく。

 

・遺品の一覧表や形見分けしたい物など

エンディングノートを活用する。

 

 

最近では親族との関係が疎遠となり、

 

「遺品整理を頼める人がいない」

「迷惑をかけたくない」

 

などが理由で、

『ご自身で業者に生前予約する』

といったケースも珍しくありません。

 

しかし、まだまだシステム化が難しく

取扱いのある業者も少ないのが現状です。

 

自分の死後、必ず誰かが行わなければならない遺品整理。

 

その時に備えて、少しづつでも準備しておきたいですね。

 

 

白石

 

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