マットレスは10年後に2倍の重さになる!?
マットレスは10年後に2倍の重さになる!?
家の中で、ダニが
発生しやすい場所No1の布団。
マットレスに至っては
ダニ・イエノミとその糞により
10年後には平均して2倍の重さになると
言われています。
アレルギーを引き起こすなど
トラブルの原因にもなるダニ。
今回は発生する理由と
布団の正しい対策についてご説明します。
~なぜダニが発生するのか?~
ダニにとって住みやすいのは
「高温多湿で、エサが多い場所」。
具体的には温度25℃、
湿度70%前後の環境でよく繁殖します。
常に人肌で温められ、汗で湿気が高くなり
しかもエサになるフケや皮脂などが豊富な
布団は絶好の住処なんです。
~ダニの発生時期は?~
梅雨時期の6〜7月から急激に数が増えはじめ、
10月にかけて糞や死がいの量がピークを迎えます。
この糞や死骸が
「くしゃみが止まらない…」
「目がかゆい…」
といったアレルギーの原因になります。
~効果が期待できない?~
・天日干し ・布団たたきで叩く ・定期的な掃除機がけ ・洗濯 |
ダニ対策として思いつくのは
上記のような方法ではないでしょうか?
実はこの方法はあまり効果がありません。
太陽にあたっている面だけが高温になって
ダニが冷えている裏側に逃げていってしまいます。
また、たたくと死骸のまじった塵が舞ってしまい、
掃除機の吸引力では生きているダニは
繊維にしがみついてほとんど吸い取れません。
洗濯は50℃ほどの温水じゃないと
一定の死滅効果はありません。
~効果がある方法は?~
ダニは熱が苦手で、50度以上の熱を
20〜30分ほど加えれば死滅します。
布団のダニ対策として1番効果がある方法は
熱を加えることなんです。
~布団をまんべんなく高温にする方法は?~
①乾燥機能付き洗濯機
家庭用衣類乾燥機のほとんどは50度以上になります。
毛布やタオルケットといった薄い生地のものなら
洗濯して乾燥機までかければ十分にダニを退治できます。
② 布団乾燥機
敷布団や掛布団など、洗濯機に入らない大きなモノは
布団乾燥機が手軽で効果的です。
布団の間に温風が出るダクトを入れ
ボタンひとつで高温にしてくれます。
天気に関係なく使えるのが良いですね。
③ コインランドリーの乾燥機
家に衣類乾燥機や布団乾燥機がない場合は
コインランドリーの利用が便利です。
持ち運びの手間はありますが
大型乾燥機が設置されているので、
しっかりとダニを退治できます。
④ 炎天下の車内に入れる
夏限定になりますが、昼間の炎天下に
窓を締め切った車のなかに布団を入れ、
放置する方法です。
夏場の車内は50度以上の高温になるので、
しっかり退治できます。
これでダニが死滅し、
生息している数を一気に減らせますよ。
そして、布団にいるダニを死滅させたあとは、
しっかり掃除機をかけ死骸を除去しましょう。
1㎡を20秒、片面につき1分ほどを目安に
掃除機をかけるのがポイントです。
人生の3分の1の時間を過ごすとも言われる布団。
清潔で気持ち良い布団で眠りたいですね。
白石
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