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備前焼 人間国宝を知る「伊勢崎淳」

備前焼 人間国宝を知る「伊勢崎淳」

 

伊勢崎淳

伊勢崎淳(いせざきじゅん)

 

1936年岡山県備前市 

鬼才と呼ばれた伊勢崎陽山の次男として生まれる。

 

1959年 23歳で父に付いて作陶に入る。

 

1961年 同じく陶芸家の兄 伊勢崎満と共に

半地下式穴窯を築窯、初窯を出す。

 

1978年 岡山大学教育学部特設美術科の講師となる。

 

1998年 岡山県重要無形文化財保持者に認定。

 

同年、社団法人日本工芸会理事および、

日本工芸会中国支部幹事長に就任。

 

2004年 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。

 

 

作品の特徴

 

 

伊勢崎淳の作品のコンセプトは伝統的なものだけでなく、

そこから逸脱したモダンなデザインが特徴です。

 

筆を使って文様を描くことや、釉薬を使うこともせず、

デザインした器をそのまま窯に入れ、

2週間かけて焼成する技法を使っています。

 

この作業を伊勢崎淳は、

「じっくりと炎と対話させる」と表現しています。

 

備前壺 淳

備前壺

 

備前角花生 淳

備前角花入

 

黒角器 淳

黒角器

 

 

真贋方法

 

 

贋作が多く流通する美術品。

 

伊勢崎淳の作品も、多くの贋作が出ています。

 

真贋のポイントの一部として、

 

作品の造形美 

印銘掻銘

・共箱の箱書き

 

これらを確認します。 

 

淳 陶印

伊勢崎淳 陶印

 

共箱 印銘

共箱 印銘

 

 

ネットオークション相場価格

 

ヤフーオークションでの相場

平均価格:34,113円

 

2020年6月のオークションでは、

黒茶器が341,000円で取引きされています。

 

 

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