ヒートショック対策・湯船から聞こえる親父の唸り声

高年齢者にとって、

冬場のお風呂はとっても危険です。

厚労省によると入浴中の心肺停止は

年間１万９０００件にもなり、

その殆どがヒートショックが

原因とみられます。

ヒートショックとは、

急激な寒暖差に心臓がビックリし、
心筋梗塞や脳梗塞を起こすことです。

危険を避けるには、

どんな対策をとれば良いのでしょう。

お風呂に入る時の

注意点についてご紹介します。

～コップ１杯のお水が命を救う～

冬場は暖房で部屋が乾燥しますね。

そして、夏場のように水分もあまり摂らないため
身体が脱水状態になっているんです。

脱水により、低血圧になり血液をドロドロにし
心筋梗塞や脳梗塞になるリスクを高めてしまいます。

小まめな水分補給

プラス入浴前にコップ１杯の
お水を飲むことで随分と緩和されますよ。

～モジモジ体操で血行促進～

暖かい部屋からの急激な寒暖差のため
ヒートショックは起こります。

なので、お風呂場に行く前に

血行を良くしましょう。

身体をモジモジさせるように

小刻みに動かすだけ！

なるべく腕や足を

擦り合わして動かして下さいね。

寒風摩擦した後のように

血行が良くなるんですよ。

家族の前だと少し恥ずかしいかも

知れませんね(笑

～親父の唸り声は正解だった～

お爺さんやお父さん…

湯船に身体を沈めながら

「あぁ～っ」

「うぅ～っ」

なんて唸っていましたよね？

ジジくさくてイヤだなぁ

と思っていたけど…

意外にもヒートショックリスクを下げる
効果があるんです！

声を出すことは

血圧上昇を緩和する作用があって
急激な血圧の変化を

起こしにくくします。

大きな声の方がより効果的だそうです。

お爺さんやお父さんが

それを知ってて唸っていたとは思えませんが、

今後もし唸り声を聞いたときには

「いい声出てるね～」

とあったかい気持ちで聞けそうです(笑

どれも簡単なので

入浴前の習慣にしてみてください。

白石

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