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骨董・焼物の魅力 「美濃焼」

 

骨董・焼物の魅力 「美濃焼」

 

 

美濃焼

 

 

 

美濃焼とは、岐阜県(旧美濃国)の

東濃地方(土岐市、多治見市、瑞浪市、可児市)

において制作される陶磁器の総称です。

 

美濃焼の中には、織部焼や志野焼・黄瀬戸・黒瀬戸など

代表的な焼き物があり、また岐阜県は磁器の産地としても

国内生産量の約半分を占めています。

 

1955年 荒川豊蔵が「志野」及び「瀬戸黒」の人間国宝に認定。

 

1961年 加藤土師萌が「色絵磁器」の人間国宝に認定。

 

1978年 美濃焼が通商産業省(現経済産業省)の伝統的工芸品に認定。

 

1983年 塚本快示が「白磁・青白磁」の人間国宝に認定。

 

1994年 鈴木藏が「志野」の人間国宝に認定。

 

1995年 加藤卓男が「三彩」の人間国宝に認定。

 

2010年 加藤孝造が「瀬戸黒」の人間国宝に認定。

 

 

作品の特徴

 

美濃焼の多くは、ろくろ、手ひねり、押し型等の

技法を使って作ります。

そうして成形した後、模様を彫りつけたり、

描いたりして飾り付け、素焼きします。

その後は、志野釉しのゆう黄瀬戸釉きぜとゆう織部釉おりべゆうなどの釉薬を用いて

釉掛けくすりがけをし、本焼きを行います。

 

桃山時代にそれまでになかった自由な発想で登場し、

「美濃桃山陶」とも呼ばれる。

 

中でも武将でもあり茶人でもあった吉田織部が創意工夫を凝らした

「織部好み」は有名です。

 

伝統工芸指定されているものは15種類あり、

淡い色合いや、柔らかな素地の質感、釉薬の仕上がりが見どころ。

 

 

志野茶碗の「卯花墻」(うのはながき)は、

日本製の焼物では数少ない国宝指定物件の1つである。 

 

卯花墻

志野茶碗 卯花墻

 

 

 

織部茶碗

織部茶碗

 

 

 

鼠志野焼

鼠志野焼

 

 

 

黄瀬戸盃

黄瀬戸盃

 

 

 

黒瀬戸茶碗

黒瀬戸茶碗

 

 

 

現在でも陶磁器の国内シェアの半数を占める美濃焼は、

まさに日本の代表的な焼物です。

 

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