遺産相続に必要な手続き一覧
身体も精神も癒される間もなく
葬儀が終わってからも、
やらないとけない事はたくさんあります。
その中の1つに
『遺産相続の手続き』があります。
本記事では、遺産相続に必要な手続きを
わかりやすいように箇条書きで表しました。
文章はできるだけ端折っています。
参考程度にご覧ください。
※より詳しい内容及び遺産相続に関するご相談は、
専門家にお尋ね頂ければと思います。
【本記事でわかること】
・遺産相続に必要な手続き一覧
・葬儀が終わってからの各種手続き
・まとめ(本記事のポイントは3つ)
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遺産相続に必要な手続き一覧
ご逝去から | 手続きの概要 |
---|---|
なるべく早めに | |
早めに | ・遺産分割協議書の作成 ・不動産の名義変更登記 |
7日以内 | |
10〜14日以内 | |
3ヶ月以内 | ・相続放棄または限定承認 ・相続の承認又は放棄の期間の伸長 |
4ヶ月以内 | ・故人の所得税の確定申告(準確定申告) |
10ヶ月以内 | ・相続税の申告 |
1年以内 | ・遺留分侵害額請求 |
2年以内 | |
3年以内 |
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5年以内 | ・遺族年金の受給申請 ・相続税の税務調査 |
※上記、概要欄の太文字は
専門知識が必要なため、
専門家にご依頼されることをお勧めします。
※青文字は、各詳細ページ
(くらのすけブログ)に飛びます。
より一層理解を深めるためには、
本記事を一通りご覧頂いてから
気になる項目をご覧頂ければと思います。
葬儀が終わってからの各種手続き
葬儀が終わってからの各種手続きは
1番から順に行うとスムーズです。
1:年金受給権者死亡届の提出
2:国民健康保険証
3:介護保険証の返却
4:世帯主の変更届の提出(2週間以内)
5:電気・ガス・水道などの公共料金の名義変更
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また、葬儀に関する費用は
相続財産から控除できます。
通夜や葬儀にかかった費用、
香典などの金額は必ず控えておきましょう。
以上の手続きが終わると、
相続関係の手続きが始まります。
最優先で遺言書の有無及び財産の確認を行います。
多額の負債(借金)などが
あった場合は相続放棄できます。
相続放棄できる期限は
相続発生から3カ月以内です。
相続放棄については
こちらの記事をご覧ください。
まとめ
今回のポイントは3つです。
ポイント1:遺産相続に必要な手続きは期限の早いものから済ませる。
ポイント2:専門知識が必要な申請書は専門家に依頼する。
ポイント3:最優先で遺言書の有無及び財産の確認を行い 多額の負債(借金)などがあった場合は 3ヶ月以内に相続放棄する。
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以上、参考になって頂ければ嬉しいです。
最後までご覧頂き
ありがとうございました。
寺本
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